佐賀県伊万里の回生薬局(かいせいやっきょく)です。
【やまとなでしこの由来となった花:ナデシコ】
東洋医学を愛する僕たちは、薬草園をつくってみんなで薬草を育てています。
今日ご紹介するのはナデシコ(カワラナデシコ)です。
(以下ウィキペディアさんより)
「撫でし子」と語意が通じることから、しばしば子どもや女性にたとえられ、和歌などに多く参照されます。
古くは『万葉集』から詠まれています。
季の景物としては秋に取り扱います。
『枕草子』では、「草の花はなでしこ、唐のはさらなり やまともめでたし」とあり、
当時の貴族に愛玩されたことがうかがえます。
また異名である常夏(とこなつ)は『源氏物語』の巻名のひとつとなっており、
前栽に色とりどりの常夏を彩りよく植えていた様子が描かれています。
漢方名は瞿麦(くばく)と言って、秋に全草を乾燥させたものです。
むくみがあるときなどの利尿作用をもたらす生薬として使われてきました。
ナデシコと言えば、なでしこジャパンで有名ですが…
古来より日本女性を例える「やまとなでしこ(大和撫子)」という言葉が由来です。
「やまとなでしこ」は、
日本人女性を、可憐で繊細だが心は強いナデシコの花 に見立てて表現した言葉です。
(フリー画像より)
なでしこは、上の写真のようにキレイな花が咲きます。
花が咲くのがとても楽しみです!!