薬剤師がセレクトした 生薬・薬膳食材専門オンラインショップ回生薬局 漢方未病ラボ

お電話でのご注文は  0955-24-9033

お問い合わせはこちら 092-406-0336

受付時間:【平日】9:00~17:00

体質について

人体の構成成分は、気(き)・血(けつ)・水(すい)であるといわれています。

これらは五臓六腑の働きにより、生成・調整・循環され生命活動を維持しています。

気(き)・血(けつ)・水(すい)

気とは

人体の生理機能の最も基本になるもので、身体を元気に動かすエネルギーです。

新陳代謝を促進し、身体を温めて体温を正常に保ちます。また気は血や水を作ったり、必要以上に外に漏れ出ないように引き留める働きもあります。

気の不調

気虚(ききょ)

気が不足している状態。胃腸が弱い人に多く、手術後や出産などで一時的に起こることもあります。全身の機能、代謝、抵抗力の低下、出血、などが起こります。

症状は、疲れやすい、食欲不振、下痢や便秘、無気力、抑うつ感、息切れ、汗をよくかく、風邪ひきやすい、たるみなどがあります。

胃腸を強くして気のもとである食物しっかりを吸収し、睡眠を十分とることが大切です。

陽虚(ようきょ)

「気」が不足した気虚がさらに進んで、特に体を温める「温煦(おんく)」の働きが落ちている状態です。 陽虚(特に「腎」の陽虚)になると体温が低く(36度以下)、体全体を温める力が不足します。

主な症状は冷えや寒気、むくみ、水様性の下痢などで、ひどい場合は肺やおなかに水がたまりやすくなります。

また陽虚は体の機能の低下にあたるので、それにともない気血水が滞りやすくなります。

気滞(きたい)

ストレスなどで気の巡りが停滞した状態で、春に悪化する傾向にあります。

肝がダメージをうけ疏泄作用がうまくいかず、「肝気鬱結」という状態になるため、イライラやため息が多くなるなど緊張した状態になります。

症状は、喉のつかえ(梅核気)、腹部膨満感、胃痙攣、排便や排尿の不調、情緒不安定、肩こり、頭痛などです。また水や血のめぐりも悪くなります。

よい香りのものを取り入れて気巡りをよくしたり、ストレッチや散歩を朝行うことが改善につながります。

血とは

臓腑、筋肉、皮膚や髪、目など感覚器官など全身に栄養や潤いを供給し、正常に働かせます。また、精神活動にも深く関係します。

血の不調

血虚(けっきょ)

血の不足により、栄養不足になり潤いがなくなる状態。

不眠や多夢など睡眠障害やイライラなど精神的な症状、目の疲れや爪がもろい、肌や髪が乾燥するなどが起こります。また女性の場合生理不順や少量出血、無月経など生理の異常がでやすくなります。

補血作用があるものをとることも大切ですが、夜寝ているときに血を作るので早めに床に入ることが大切です。

瘀血(おけつ)

血の巡りが悪く、ドロドロしている状態です。

正常な血のもつ滋養作用が低下し、血の流れが影響を受けるため痛み、出血、腫塊ができやすくなります。

主な症状は、痛み(肩こり、頭痛、下腹部痛、生理痛、腰痛)、静脈瘤、痔、冷えのぼせ、化膿性にきび、しみやあざ、婦人病(筋腫、嚢腫、生理不順など)、出血、中性脂肪やコレステロールが高い、などが特徴です。

水とは

身体に必要な水分で「津液(しんえき)」とも言われます。

臓腑、肌、髪、粘膜、感覚器官を潤したり、関節に入り動きを滑らかにします。

水の不調

陰虚(いんきょ)

身体に潤いをあたえる陰液(血や水など)が消耗し、潤いがなくなりほてりなどが出やすい状態です。

加齢によるもの、長期的な睡眠不足、心労、房事過多などが原因で起こります。

主な症状は、のぼせや手足のほてり、微熱、粘膜の乾燥傾向(口喝や陰部など)、寝汗、イライラや精神不安定、食べても痩せるなどです。

辛い物や刺激物を取りすぎると、陰液を消耗するのでとりすぎないようにしましょう。

また、夜寝ているときに陰液が養われるので、十分な睡眠が必要です。

水滞(すいたい)

身体にとって不必要な水分が溜まり、流れが悪くなっている状態です。湿気の多い時期や天気が悪いときに悪化しやすいです。

また、多くのアレルギー反応はこの水滞が原因と言われています。

主な症状は、むくみ、めまい、悪心や吐き気、リウマチや関節痛、下痢、体のだるさ、頭重感などで、アレルギー全般(花粉症、喘息、アトピーなど)も関係します。

辛い物や刺激物を取りすぎると、陰液を消耗するのでとりすぎないようにしましょう。

生ものや冷たいもの、甘いもの、脂っこいもの、お酒は症状を悪化させます。喉が乾いていないのに、水分を取りすぎるのも注意しましょう。