佐賀県伊万里市の回生薬局(かいせいやっきょく)です。
6月の薬膳教室のテーマは「梅雨の薬膳」でした。
6月は水の月です。
梅雨に入り、湿度が高くなると人の体内でも湿(しつ) 湿気が身体に悪さをする湿邪(しつじゃ)が様々な病気を発生させます。
湿疹やジンマシン、関節の痛み、腰痛、膀胱炎、消化不良、下痢等、胃腸障害などの症状が出やすくなります。
家の中に風の流れを取り入れて、湿邪をなくしましょう。
また、冬の寒さから春を経て本格的な夏の暑さに向かう、寒さ暑さが混ざった時期でも あります。
湿邪を除き、同時に夏に対する準備を始めましょう。
消化の良い食材をこころがけましょう。
一般のご家庭でも、出来る簡単なレシピが「お 粥」です。
週に何日かは、胃腸をやすめるためにも「お粥」を食べるようにしてみてはどうでしょう。
また、東洋医学的に、梅雨のこの季節の3大タブーがあります。
1 味の濃いもの 2 脂っこいもの 3 冷たいもの です。
なんとなく体調がすぐれないときなどは、これらの三大タブーを控えるようにしましょう。
今月も、みんなで楽しく簡単に、そして美味しく薬膳を実践できました。 ぜひ、多くの方々に東洋医学の智恵で、体調を崩しやすい梅雨を乗り切っていただきたいと願っています。
次回の薬膳教室は、7月23日です。 お申し込み、お待ちしております!!