佐賀県伊万里市の回生薬局(かいせいやっきょく)です。
研修で上海に行ったときのレポートです。
中国には幾度となく行かせていただく機会に恵まれているのですが… その時その時に私がいつも探しているものがあります。
「神農さん」というのは、中国では医薬と農業を司る神さまとされています。
ざっくりと書きますと、数々の薬草の薬効や毒性を調べるために、たくさんの薬草を試し、最終的には中毒死されたという伝説が残っています。
言ってみれば、漢方薬(中薬)の神様と表現できるのではないでしょうか?
そんな神農さんの像が欲しくて… 中国に行く度に探していたのです。
上の写真は、上海の黄浦区の中共一大会址記念館の近くにある、骨董品の露店街です。
細い路地を挟んで、骨董品の露店が並んでいるとっても雰囲気のある場所です。
たくさんの銅像や木像などもあるのですが…
三国志ものであったり、道教系であったり…
やはり、神農さんは見当たりません
そんな感じで散策していて、そろそろ帰ろうとしていた時に、
一番端っこのお店に並んでいるちっちゃな像が目にとまりました。
それが、以下の写真です。
これって… 神農さんじゃないでしょうか????
自分が持っている限りの中国語のボキャブラリーで、お店の人に確認したのですが…
お店の人はニコニコして、「そうだよ。そうだよ。」とおっしゃっていましたが…
「神農さん」という言葉そのものが伝わっているかどうかすら怪しいところです。
とにかく、その時のコミュニケーションでは、これが神農さんだとお店の人に言ってもらったので購入しました。
以下、帰国後に、あらためて撮影してみました。
安そうな、プラスチック素材でできた素材ではありますが、
そのお姿、デザインはとっても気にいってます。
ちょっと「進撃の○人」みたいな感じですが…
果たして、この像は「神農さん」なのでしょうか?
お詳しい方がいらっしゃいましたらぜひ教えてください。