大学の先生方が嬉しいと思われることを考えてみますと…
やっぱり、教え子の成長を目の当たりにすることではないでしょうか?
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回生薬局は、毎年薬科大学で
東洋医学の授業を担当させていただいています。
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今年は新しい内容をご依頼いただきました。
それは
「薬局の新しい提案を体験できる内容を学生さんに」というもの
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皆で色々と考えた結果
私達の師である中医師
そしてさまざまな海外の東洋医学先進国の大学や企業から学ばせていただいた
東洋医学の知識を活かして、
未病の改善、健康寿命の提案をメインにしている
「漢方未病ラボ薬局」が開催した
「未病ラボフェス」(←昨年の案内ページです)の内容を
大学での再現にチャレンジすることにいたしました。
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今回は授業2コマ担当してほしいとご依頼をいただきましたので
まずは座学の講義を一コマ
そして
ワークショップ体験を一コマ
とに分けて企画しました。
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今回の私達の提案は、東洋医学がメインではありますが
学生さんの未来にとって公平な選択肢となるように注意しました。
東洋医学と西洋医学、どちらが良い悪いという内容ではなく
東洋医学と西洋医学の考え方、違いについて
(我が国の薬学部の学生さんが基本として身につけるのは西洋医学であることをしっかりとお伝えした上で)
同じ東洋医学であっても
我が国と他の国との違いについて 国によっても違うことについて
身体の内側からのアプローチと外側からのアプローチの違いについて
流派により考え方や方法論が違うことについて
一言に東洋医学と言っても、良し悪しではなく、得意分野や考え方の“違い”があることをしっかりとお伝えしました。
自分の中の選択肢にするにも、まずは違いを知ることが第一歩だと思うからです。
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さて
昨年の未病ラボフェスでは
新入社員さんに参画していただきました。
ですので
今回もベテランスタッフさんに加え、新人さんにも参画していただく機会としました。
同大学を卒業して回生薬局に入社いただいた薬剤師さんと管理栄養士さんも
ワークショップのブースを担当してもらいました。
社会人になって間もなく
いきなり130名の学生さんへの提案ということで
みなさん非常に緊張していましたが
準備を重ね母校に錦を飾るべく、頑張りました!!
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なにせ130名の方々への対応です。
6ブースにわけて6グループを循環するスタイルでしたが
予想外・想定外のイレギュラーも起こります。
そんな中、チームで力をあわせ臨機応変にがんばってくれました。
新人さんたちの 本番に強いたくましい一面を見る貴重な機会となりました。
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先生方のあたたかい支援のお陰様で
学生さんたちは、とても素直で向学心にあふれている方ばかりでした。
ありがたいことです。
みなさま非常に楽しそうに体験していただき
「面白かった」 「ためになった」
など数々の嬉しいお言葉を沢山頂きました
本当にありがとうございます。
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私達、回生薬局がこのようなイベントで目指すのは
「東洋医学をもっと身近に感じてほしい
薬局の健康寿命増進の提案を知ってほしい」
という願いです。
「薬局って意外と面白いね」
なんて言っていただけたら最高です。
本日、緊張の初舞台にたった弊社の新人さん
そして、初めての体験をされた薬学生さん
この中から、東洋医学の実践者が出てくれることを夢みております。