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■薬草園から薬草紹介:万葉より愛される秋の七草「オミナエシ」

2014.07.02

佐賀県伊万里の回生薬局(かいせいやっきょく)です。

【万葉より愛される秋の七草:オミナエシ】

 

東洋医学を愛する僕たちは、薬草園をつくってみんなで薬草を育てています。

今日ご紹介するのはオミナエシです。

 

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(以下ウィキペディアさんより)

 

オミナエシ(女郎花 )は、オミナエシ科オミナエシ属 の多年生植物です。

秋の七草の一つなので、日本人には馴染みの深い薬草です。

 

オミナエシの全草を煎じたもの:敗醤(はいしょう)には、解熱・解毒作用があるとされます。

 

漢方薬の処方には、薏苡附子敗醤散(よくいぶしはいしょうさん)などがあります。

 

 

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(フリー画像より)

 

日本では万葉の昔から愛されて、前栽、切花などに用いられてきました。

 
 
万葉集では秋の七草として表現されています。

「萩の花尾花 葛花 瞿麦の花 女郎花 また藤袴 朝貌の花」

 

源氏物語では歌の言葉、前栽の花や襲色目の名として何箇所にも出てきます。

 

「女郎花しほるゝ野辺をいづことて一夜ばかりの宿を借りけむ」(夕霧の巻)

 

「霧ふかきあしたの原のをみなへし心をよせて見る人ぞ見る」(総角の巻)

 

 

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薬草としても、そして前栽、切花などとしても、

さらに季節感を表現する植物として文学にも活かされてきたオミナエシ。

 

あらためて、日本人の感性はすばらしいと実感しました。

 

花が咲く秋の季節が今から楽しみです (o⌒∇⌒o)

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