佐賀県伊万里の回生薬局(かいせいやっきょく)です。
【からっ風に負けないハマゴウ】
東洋医学を愛する僕たちは、薬草園をつくってみんなで薬草を育てています。
今日ご紹介するのは「ハマゴウ」です。
(以下ウィキペディアさんより)
ハマゴウ(浜栲)は常緑小低木で、砂浜などに生育する海浜植物です。
別名ハマハイ、ハマボウ(アオイ科にもハマボウがあります)。
日本では、本州、四国、九州、琉球などに分布し、海岸の砂浜に群生するそうです。
内陸の淡水湖である琵琶湖沿岸にも生育し、世界では、中国、朝鮮、東南アジア、ポリネシア、オーストラリアに
も分布します。
砂が吹き飛ばされて何mも横に伸びた茎が露出する場合もあります。
砂に埋もれても負けずに伸びるのは海浜植物として重要な適応です。
果実は蔓荊子(マンケイシ)と呼ばれる生薬で鎮痛、鎮静、消炎作用があります。
蔓荊子散などの漢方薬に配合されます。
全体にユーカリの葉に似た芳香があり、古くは香として用いられたため「浜香」と呼ばれたといい、
また「浜這」の意ともいわれています。